株式会社山岸産業

ハイブリッド式非常用小型発電機「ELSONA」

東日本大震災で、ライフラインの復旧、
非常時のエネルギー確保などさまざまな問題に直面しました。
特に、電力確保は大きな問題でしたが、
ガソリンや軽油を燃料とする発電機は深刻な燃料不足により、
稼働させることができず、充分に電力を確保することができませんでした。
このような経験から新たに開発したのが、
LPガスとガソリンが使用できるハイブリッド式の
非常用小型発電機「ELSONA(エルソナ)」です。

ハイブリッド式非常用小型発電機「ELSONA」

LPガスとガソリンが
使用できる
ハイブリッド式発電機。

燃料には利便性が高いLPガスを採用し、さらにガソリンも使用できるハイブリッド式としました。
LPガス使用の場合、一般家庭に設置されている50kgボンベ1本で、約30時間分稼働(※約3.5kW負荷の場合)させることができるので、非常時の電源確保に大いに役立ちます。

大出力の定格出力5.0kVA。
オフィスや家庭などの
大部分をカバー。

従来のLPガス発電機(0.8~0.9kVA)では、限られた製品にしか利用できません。定格出力5.0kVAなので電気機器を同時に使用でき幅広く利用できます。
参考:電子レンジ 1,500W :ホットプレート 1,300W
  :炊飯器 1,200W   :電気ポット 1,000W
  :冷蔵庫 1,000W   :ハロゲンヒーター 800W
大出力の定格出力
ハイブリッド式非常用小型発電機「ELSONA」とLPガスボンベ

LPガス使用で、
メンテナンスの手間を軽減。

LPガスは長期間保存しても劣化しにくいので、ガソリン発電機において必要な燃料の抜き取りや、キャブレター清掃などのメンテナンスが不要です。
また、長期保管後でもスムーズに始動できます。

LPガスは優れたエネルギー。

LPガスは個別供給可能かつ可搬性に優れたエネルギーのため、移動・設置が容易で、災害時迅速な復旧が可能。

都市ガス使用エリアでも、LPガスの可搬性を活かし、
非常用発電機の燃料として活用できる。

ガソリンや軽油などの可燃性液体燃料と比較すると劣化しにくいため、万が一の備えとして長期保存に向いている。
LPガスボンベ

最低でも3日間
電力停止を想定した備えが必要


災害が起きたとき、電気の復旧にはどのくらいの時間が必要でしょう。

1995年に発生した阪神淡路大震災では、
関西電力管内の停電約260万戸のうち、9割以上が約3日で復旧しました。
電気復旧完了とされたのは、地震発生から6日後でした。
2011年に発生した東日本大震災では、
地震の直撃を受けた東北電力管内で440万戸の停電が発生し、
復旧率が5割に達したのが30時間後、8割が復旧するまでに3日以上を要しました。

近い将来に発生するとされている大規模災害は、
東海地震、首都直下型地震など多数あります。
地震発生直後、東海地震では約150万戸、
首都直下型地震では約160万戸が停電すると予想されています。

電気が復旧するまでの間に活躍するのが非常用発電機です。
これまで非常用発電機というと、大規模オフィスビルや病院などが備える
特別な設備と認識されていました。
しかし、東日本大震災や自然災害などの経験から
今では、一般家庭や企業、自治体などでも
非常用発電機を備えることが必要不可欠となっています。
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